さしすせ雑記

さしすせの雑記です。基本的に韓国語学習の記録をしたいと思っています。

オリンピック 森喜朗元会長の女性蔑視発言

東京五輪パラリンピック大会組織委員会の会長だった森喜朗の女性蔑視発言、しんどかったですね。

 

明確な女性蔑視発言にもかかわらず、辞任までに時間がかかること、かかること。

なにがしんどいかといえば、あー、会長などの偉い人ってそういう発言しますよね、さもありなん。と思って慣れっこになっている自分自身がしんどいです。

 

しかし、声をあげて抗議してくれる方々がいて、それが世論となり辞任に至りました。他国で報道されたことも大きく影響したかもしれません。

私も抗議の署名をしました。

 

この先、会議で発言するときに「女性が多い会議は時間がかかる」の言葉を思い出して、発言する前に躊躇するんだろうなーと思って暗い気持ちになります。

 

こんな時に自身が仕事をしている会社の社長が真っ先に「いや、あの発言はおかしいだろう」と声をあげてくれたら…。そんな会社で働けたら。そんな社長が当たり前の社会で生きれたら…。

 

生活の中で少しずつ受けるダメージって溜まっていきますよね。

「女性目線で」「女性の意見を聞きましょう」

うんざりする。(少数だからこそ、意見を聞かれて集団の代表のように扱われるのはすごくしんどい)

その一方で、

「まぁ、おばちゃんの意見やから」「育ったと思ったら、育児でバイバイや」みたいな女性蔑視発言も耳にして、ダメージを受けたりする。

 

働いていると、そりゃ男性が育児休暇取れるわけないよな、誰か代わりに業務できるような余裕のある人員配置していないし、キツキツに切り詰めて仕事しているものね。って思います。

そういう人員配置の仕方自体を変えないとダメなのでは?と思うし、人件費を切り詰めた社会の先にどんな社会が待っているのだろうか、と真っ暗な気持ちなります。

 

しんどいっすねー。

しんどいので、フェミニズムをもっとしっかり学んで、闘っていける力と知恵をつけなければならないと思う日々です。はい。